禁欲を検討している人
- 禁欲すればモテる?
- 禁欲のメリットは?
- 効果的なやり方教えて!
【結論】欲は抑えるより活用すべき。
健全な欲を持ち、それを叶える努力をしている人がモテるのです。
多くの場合、『禁欲』というと男性は性欲、女性なら食欲と購買欲のことを指します。
男の色情狂は女癖に表れ、女の色情狂は無駄遣いに出る。
これを抑えて禁欲すれば異性にモテるし仕事も充実するという説がありますが、すべてはガセネタ。
この記事のもくじ(クリックでジャンプ)
①禁欲にモテる効果はない
禁欲にモテる効果はありません。
ナポレオンヒルが「思考は現実化する」で性エネルギーの転換を提唱したことで、誰かがアレンジして言い出したことでしょう。
もちろんマスターベーションを趣味にする男や、体型を気にせず食べたいものを食べまくる女性に魅力を感じる人は少ないと思いますが、それを辞めたからといってモテる事とは無関係です。
ならばAV鑑賞や過食、無駄遣いを辞める必要はないのか?と言うとそれも違います。
そういった行為に逃避する精神状態はいわば「アル中」と同じ。
自分をコントロールできない人は当然モテませんし、仕事で成功を収める可能性も低い。
要するには自己管理能力の問題です。
②禁欲のメリット3選(ガセ)
一般的に伝えられる禁欲のメリットとして次の3つが挙げられます。
チェックリスト
- エネルギーが増す
- 時間ができる
- 異性にモテる
①エネルギーが増す
単純に性的なセルフ行為で消費していたエネルギーが余ってくるので、それを他に回すことができるというもの。
食べ過ぎの女性の場合は消化活動に奪われていたエネルギーが他に回せます。
どちらも膨大な消費ではあるので、この説は確かにある程度有力です。
しかし「ガセ」と決めつける理由がちゃんとあります。
②時間ができる
マスターベーションも食事も買い物も、累計すればかなりの時間を浪費していることでしょう。
この分の時間が浮くのは確かにメリット。
③異性にモテる
禁欲することで、女性を性の対象だけで見ることがなくなり、その結果モテるという理屈。
女性の場合、過食で太った身体が適正体重になったり、リボ払い漬けじゃない方が良いという当然の理由でしょう。
確かに女性は外見より内面を褒められた方が喜びますし、男性は基本的に太った女性が嫌いです。
だからと言って、そういった資質は「禁欲」したから得られるものではなく、本人の気配りと意志の問題。
③禁欲のデメリット3選
禁欲のデメリットも3つ。
チェックリスト
- 肉体の退化(精力減退)
- 好転反応で攻撃的になる
- 反動で他の依存先を探す
①肉体の退化(精力減退)
身体も脳も使えば使うほど鍛えられ、使用頻度が低いと退化します。
マスターベーションは時間と労力の無駄ですが、愛する人との行為であればガンガン行うべき。
そもそも男性の適性射精回数は、諸説ありすぎて全く信用できません。
一覧にすると次のとおり。
男性の適性射精回数の諸説
- 7日に一回説
- (年齢ー7)÷4=日に一回説
- 年代(20代なら2)×9説
- 月に21回説。
どれも医学や科学の研究結果ですが、これだけ幅があると、もはや「人によって違う」としか言いようがないでしょう。
語弊を恐れずハッキリ定義すると、
マスターベーション好きな男はダサい。
太った女性は可愛くない。(性格も)
借金してまで買う人は怖い。
これでいいと思います。これではモテないのは当然のこと。
改善した方がいいのは間違いありません。
②好転反応で攻撃的になる
マスターベーションや過食を制限するとしばらくの期間、ムラムラが抑えきれず攻撃的になります。
現実には9割の人がこの期間で挫折。
③反動で他の依存先を探す
なんとか好転反応の期間を乗り切っても、依存するものが変わるだけの人が殆ど。
買い物狂の人は過食狂になり、マスタベ狂はギャンブル狂に。
④本当に禁欲すべき3大悪魔とは
本当に抑えるべき欲は「色情欲」ではなく、次の3つ。
禁欲すべき三大悪魔
- ゲーム
- ギャンブル
- SNS
この3つはどれも人間が最も思考停止状態になりやすい悪魔のツールです。
もちろん適度に楽しむことや、SNSで上手に情報発信しているだけなら問題ありません。
しかしパチンコ狂を例にあげると、パチンコを楽しんでいる人の脳は完全にトランス状態。
本人は思考していると思い込んでますが、実際には受動的反応をしているだけで、脳は全く働いていないのです。
ゲームもSNSも同じ。
「ゲーム脳」という言葉がありますが、この自覚できないトランス状態こそがゲーム脳の特徴。
当然ながら、その状態で過ごす時間が長ければ長いほど思考力は退化していきます。
⑤酒とタバコの愉しみ方
禁欲の対象として「酒」と「タバコ」を挙げる人も多いと思います。
健康的な問題は元より、酒癖の悪い人やマナーのない喫煙者は明白な社会悪。
確かに迷惑行為自体は厳しく取り締まって辞めさせた方が社会のためでしょう。
とはいえ酒やタバコは人類の叡智ともいえる究極の嗜みのひとつ。
その歴史はゲームやSNSの比ではありません。
お酒もタバコも高価なものに変えて楽しむのがおすすめ。
安価なストロング酎ハイを飲んでベロベロな人はよく見かけますが、高級ブランデーを飲んでゲロを吐いてる人はいません。
タバコも同様、歩き葉巻や歩きパイプをする人はいないのです。
お酒やタバコを上流な嗜みに変えてしまうことで必然的にマナーが良くなります。
加えて、高級なお酒やタバコは添加物が入っていないので、健康面でも現状より確実にマシです。
物を大切にできない人も、一生ものの高級品をひとつ買ってみることで大切にできる人に変われるでしょう。
尚、マナーの悪い人に直接注意はしないくせに、飲酒や喫煙をしきりに批判する人がいますが、それはただの愚痴です。
愚痴は潜在意識にとって最悪の猛毒。
⑥減らない幸福を育てる方法
幸福とは脳科学的にいうと、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンのいずれかが分泌された状態のこと。
そして多くの人がドーパミンを重視した生活を送っています。
ドーパミンとはいわゆる「快楽ホルモン」ですが、その効果は一時的で長続きしません。
一方でセロトニン、オキシトシンは減ることのない幸福ホルモン。
いつも幸福感に溢れた人は、このセロトニンとオキシトシンが多く分泌された状態という事ですね。
この2つの幸せホルモンの分泌方法は次の3つ。
幸せホルモンを分泌させる習慣
- 朝の散歩
- 良く噛んで食べる
- 感謝する、感謝される
①朝の散歩
できれば日の出から一時間の間が望ましいです。
日の出の光はセロトニンを分泌させます。
適度な運動であるウォーキングはオキシトシンをも分泌させ、これを習慣にすると毎日ハイパフォーマンスな一日を過ごすことができるでしょう。
②良く噛んで食べる
良く噛んで食べることは胃腸の負担を減らすだけでなく、脳にも非常に嬉しい行為。
噛めば噛むほどセロトニンが分泌されて、幸せオーラが大きくなっていきます。
何でも100回噛んで食べると胃腸に関する病気の殆どは予防できるといわれるほど。
③感謝する、感謝される
感謝の心はセロトニンだけでなく、エンドルフィンやドーパミンも分泌されます。
幸せ=現状に感謝している
と定義できるくらい、感謝は人生にとって最も大切な感情のひとつ。
感謝の気持ちで生きるのは素晴らしいですが、さらに上級なのは感謝される人生。
人は感謝されると、感謝した時の数倍の幸福ホルモンが分泌されるそうです。
他人から感謝されるには「親切」にすること以外ありません。
人に親切にすればするほど、自分も幸せになるというのは脳科学的にも実証されているというわけですね。
以上、禁欲などせず、健全な欲を持って行動しようという話でした。
あなたの幸福をお祈り申し上げます。
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