野心家の人
- 独立願望がある
- 脱サラしたい!
- フランチャイズは儲かる?
こんな疑問にお答えします。
【結論】儲かる人がやれば儲かる。
これを言ってはおしまいですが、どんなビジネスもやる人が変われば儲かり、やる人が変われば潰れます。
要するに自分次第ということ。
今ではもう完全に低迷期のコンビニだって、数店舗所有して幅を利かせて巨利を得ているオーナーがいるのです。
この記事ではフランチャイズで脱サラを検討している人に向けて、メリットやデメリット、注意点や心構えをまとめました。
会社の奴隷から解放されたい人は是非参考にしてみてください。
この記事のもくじ(クリックでジャンプ)
①脱サラでフランチャイズは儲かる?
冒頭で結論付けたとおり、儲かるか儲からないかはオーナーの手腕次第です。
日本には人気ラーメン店が数多くありますが、だからと言ってラーメン屋をやれば誰もが儲かるわけではありません。
儲かった例だけを切り取って見て浅はかな判断をするのはやめましょう。
とはいえ私が約20年前、高卒で初めて就職した会社は奈良交通が経営するフード会社で、日本全国の有名チェーン店をひたすらフランチャイズ加盟して会社を回すという経営スタンスで大きな黒字を上げていました。
フランチャイズという仕組みには長きに渡る歴史と実績があることは確か。
関連記事⇨脱サラの失敗例4つと成功例3つ【これを知らないと爆死が確定】
②フランチャイズのメリット3つ
まずはフランチャイズビジネスのメリットから解説しましょう。
2-1 企業ブランドに乗れる
「ワークマン」や「おたからや」など、今ブームのフランチャイズ店は全国的に有名なネームバリューを持った企業ばかり。
どこの馬の骨かもわからない新店舗には誰しも入りにくいものですが、既に知名度のあるお店ならば最初から信頼を得た状態からビジネスを始めることができます。
特にワークマンの場合、既に運営されている店舗がそのまま引き渡されるので、初月からそのお店の固定客ごと引き継ぐことが可能です。
商売において最も大切な「信頼」の部分を初期から得た状態でスタートできるところは、フランチャイズの一番のメリットといえるでしょう。
2-2 初期から集客が見込める
既にその企業への固定客がいるわけですから、開店当初よりある程度の集客は保証されているところも大きなメリット。
SNS広告でも「集客」をテーマにしたコンテンツが幅を利かせているとおり、起業家が最も苦労するのが集客です。
2-3 ノウハウが学べる
フランチャイズに加盟すると、一定期間の研修が行われるのが通常です。
店舗運営のノウハウや経理、その他サラリーマン時代には経験しなかったお金の管理方法を学ぶ事になります。
自分で会社を立ち上げた場合、1から10まで自分で勉強することになりますが、フランチャイズの場合は逐一指導してもらえるのが強みでしょう。
③フランチャイズのデメリット3つ
続いてはデメリットの解説です。
3-1 ロイヤリティが高め
ロイヤリティは固定金額の契約もあれば売上のパーセンテージで抜かれる契約もあります。
いずれにしろその金額は安くはなく、頑張りのすべてが自分に返ってくることはありません。
そういった意味では経営者と会社員の中間的なポジションといえるでしょう。
ロイヤリティに加えて、諸経費や税金も当然ながら発生するので、ネット広告で謳われているほど儲かるとは考えない方が安全です。
3-2 自由な運営ができない
企業イメージや運営の手順はマニュアル化されているので、自分色に染めた店舗運営はまず無理でしょう。
餃子の王将などのように、オリジナルメニューを発案できる企業もありますが、それも所詮は企業イメージに沿った範囲内での話。
ほぼほぼ本部から言われたことをこなすだけの毎日になるかも知れません。
とはいえこれは「言われたことをやってるだけで儲かるならそれでいい」と考える人にはむしろメリットといえそうです。
3-3 生涯搾取され続ける
自分で商売を立ち上げるのとは違って、利益は青天井とはいえないでしょう。
儲かれば儲かるほどロイヤリティは増え、搾取される金額も増えます。
逆にロイヤリティが固定金額の場合は売れば売るほど儲かりますが、売れなくても毎月数十万円の固定ロイヤリティが差し引かれるので、資金に余裕がない人はショートするリスクが高いです。
④フランチャイズの注意点
メリットデメリットで解説したとおり、フランチャイズの一番の注意点は独立起業とは似て非なるものだというところ。
これを理解せずしてフランチャイズに加盟すると高い確率で後悔することになるでしょう。
例えば私の知っているワークマンの店主は、ほぼ年中無休で朝から晩まで毎日お店にいます。
お店の定休日には大量の荷出しをするため、定休日でも業務は休まることがありません。
ワークマンは基本家族経営で、店舗にもよりますが知人の例だと毎月家族全員の手元に残る合計金額は50万円ほどだとか。
フツーに共働きで働けば、もっと少ない労働時間で同じ金額を稼ぐこともできなくはないはず。
これも上からの「搾取」が収入頭打ちのカラクリです。
⑤脱サラフランチャイズの心構え
最終結論としては、すべて自分の発想と責任で起業したい人においてはフランチャイズは選択肢から外すべき。
ノウハウも経験もさほどないが、それでも一生会社に雇われて生きていくよりは何か少しでもチャレンジしたいというモチベーションの人に丁度良い選択肢といえそうです。
お金儲けだけで考えた場合、加盟店さえ間違えなければ自分で0から立ち上げるよりは失敗する確率は下がるでしょう。
一度きりの人生、夢を叶えるためにも決断は慎重に行ってください。
あなたの成功をお祈り申し上げます。
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