子供に絵本を読み聞かせたい
- 何歳から始めるべき?
- どんな本が効果的なの?
- おすすめ本教えて!
こんな疑問を解決します。
【結論】読み聞かせの開始は早ければ早いほどいい。
胎児から読み聞かせる事を推薦する学者もいます。
胎教としての読み聞かせ効果については、科学的な根拠はまだ明確ではありませんが、胎児はママの声を認識しているといわれるので、絵本は紛れもないコミュニケーションツールといえるでしょう。
但し、読み聞かせる本は厳選するべき。
今回は読み聞かせに向いている本を年齢別に厳選しました。
この記事のもくじ(クリックでジャンプ)
いつからどんな絵本を読み聞かせるべき?
読み聞かせを開始する時期は、冒頭でお伝えした通り早ければ早いほどいいです。
大切なのは読み聞かせる本の質。
評価されていないマイナーな本は内容も偏ったものが多いので、基本はベストセラーになっているものを選ぶと良いでしょう。
ここからは年齢別におすすめの本を紹介します。
おすすめ絵本【胎児編】
胎教にはモーツァルトを聞かせたり、ママの声を沢山聞かせてあげるといいです。
胎児の頃から優しいママの声を沢山聞いて生まれた子は、ぐずった時や寝かしつけの際に、きっとママの声で安心してくれることでしょう。
①みんなであなたをまっていた
家族が増えることの嬉しさを目一杯に詰め込んだ一冊。
出産祝いにも定番の本で、世間の評価もすこぶる高いので安心して読み聞かせられます。
②うまれてきてくれてありがとう
著者の息子さんが難産だったことがきっかけで生まれた愛の物語。
かけがえない命を親子互いに喜び合い、子供の自己肯定感を育む内容になっています。
③ちいさなあなたへ
これはお腹の中にいる赤ちゃんに聞かせるというより、これから母になろうとする女性のための本といえるかも知れません。
人の親になるという事は、愛情だけでなく相当な覚悟も必要です。
おすすめ絵本【0歳〜1歳編】
この時期は言語よりも発見とリズムがキーワードです。
繰り返し言葉はこの記事の子供にとってとても心地の良いもの。
それが大好きなママの声であれば尚のこと。
①きんぎょがにげた
とても有名な絵本で、読み聞かせというよりは親子のコミュニケーションが楽しめるでしょう。
楽しそうにきんぎょを指さす子供。
そしてまた別の場所へ逃げ出すきんぎょ。
まるで追いかけっこをしているかのような楽しい時間。
②おつきさまこんばんは
「いないいないばあ」の楽しみが詰まった絵本。
簡単な言語と繰り返し言葉で構成されているので、言葉を覚え始めるこの時期にも合っています。
親が読み飽きても、繰り返し読んであげる事が読み聞かせ効果を最大限に引き出すコツ。
③がたんごとんがたんごとん
この時期の子供が大好きな、リズム言葉で構成された絵本。
我が家もこの本は何度も何度も読みました。
おかげでうちの長男はすっかり電車好きに(笑)
その後はきかんしゃトーマスにハマり、プラレール代だけで私の小遣いは毎月ショートww
おすすめ絵本【2歳〜3歳】
この時期は繰り返し言葉に加えて、程よくストーリー性を持った絵本を織り交ぜて読んであげるのが効果的です。
①ぐりとぐら
もはや定番ですね。
おやつが大好きな子供たちにとって、自分の身体より大きなカステラを焼いて食べる主人公たちの行動は夢のある冒険そのもの。
シリーズ本なのできっと他のお話も読んで欲しがるに違いありません。
我が家にも数冊揃ってましたが、今はもう下も中学生なので親戚にあげましたw
②かいじゅうたちのいるところ
今世紀最高の絵本との呼び声も高い名作中の名作。
想像力豊かな子供の感性を刺激する、程よい文章量で展開されるストーリーは圧巻です。
この絵本が楽しめない大人は童心を忘れている証拠だともいわれるほど。
小さな子供が楽しめる内容なのに、哲学のような奥深さもあります。
③バムとケロのおかいもの
日本人作家が描く最高の絵本のひとつ。
ストーリー性が豊かで、絵も細かな部分まで秀逸に描かれています。
我が家には全シリーズありますが、この本だけは親戚にも譲ってませんw
大人が読んでも楽しいので、親子で毎日楽しい時間が過ごせるでしょう。
おすすめ絵本【4歳〜大人まで編】
この時期からはストーリー重視の本に切り替えていくのがおすすめ。
小学生までに沢山読み聞かせしてもらった子供は、将来本好きな子に育って語彙力も豊富になることが解っています。
子供が知らない単語も、簡単な言葉に置き換えずにそのまま読み進めましょう。
「それってどういう意味?」と子供から質問されれば教えてあげるようにしてください。
①あいしているから
我が家ではこの本が最も読み聞かせた回数が多いかもしれません。
主人公のモールくんは野生の小鳥を拾い、ペットにしようとします。
でも野生の鳥は、野生に戻してあげることが本当の愛情。
うちの妻はこれを読み聞かせながらしょうっちゅう泣いてました。
②すてきな三にんぐみ
良い事と悪い事の線引きの難しさを突きつける、非常に考えさせられる絵本。
そもそも善悪は人それぞれの価値観によって変わります。
ある人にとっては善となり、またある人にとっては悪となる。
大人も結論が出せないほどの難題を、ユーモラスでリズム感たっぷりな翻訳で楽しませてくれます。
③わすれられないおくりもの
読み終えたあと、静かに泣きたくなる一冊。
命の尊さ、死について考えさせられます。
4歳からでは少し早い内容にも思えますが、この本の内容を成長と共に理解した時、読み聞かせてくれたママへの感謝が込み上げることでしょう。
読み聞かせに早いも遅いもないのです。
人生の早い段階でこの絵本に出会えた人は幸せもの。
最初は理解できずに質問攻めに合うかも知れませんが、何度も読んで聞かせてあげてください。
最高の絵本はママ(パパ)の創作話
ここまで各年齢別に、おすすめの絵本を紹介しました。
どの本もお子さんに安心して読み聞かせられるものばかりですが、この世にはもっと最高の絵本があります。
それはママ(パパ)の創作話。
我が家では寝かしつけの際、子供の耳元で毎日お話をしてあげるのが日課でした。
話の内容は常にママ(パパ)のアドリブです。
寝かしつけていれば親だって眠くなりますから、途中で寝ぼけて話の内容が突拍子のないものになったりすることもw
親が自由に生み出した作話を聞いて、子供の想像力はどんどん高まります。
親の語りに合わせて、子供の頭の中にはフルカラーのスクリーンが広がる。
子供の潜在意識を刺激し、天才的想像力を育てる最高のメソッドがママとパパの創作話なのです。
良い絵本を毎日読み聞かせていると親の想像力も高まりますから、是非オリジナル作話にもチャレンジしてみてください。
きっと親子の絆が深まり、子供はすくすくとその才能を伸ばしてくれることでしょう。
最後までご精読ありがとうございました。
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